2020年度から始まる大学共通テスト
2020年度(2021年1月)からそれまでセンター試験だったものが
「大学共通テスト」に変わります。
うちの子は今中学3年生だから、共通テストが始まって
2回目の受験生になる。
いいか悪いかは別にして、やはり変化は不安・・・
どんな風に変わるの?
さてさて、どんなふうに変わるのでしょうか?
国語と数学では記述式問題がでるとのこと。
2017年11月に行われたプレテストでは
国語の記述式問題は3問で、
評価のポイントは、形式面・内容面の条件をそれぞれ満たしているかどうか。
3問とも無解答率は低かったものの、
第3問の正答率は1割にも満たないなどで、問題による難易度のばらつきあり。
数学はマーク式問題の中に混在して3問。
3問ともに正答率が非常に低く、無解答率が高くなっていたよう。
英語は「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能評価を導入
そのため、4技能評価を行っている民間の資格・検定試験を活用するようになっている。
大学入試センターで2017年の5月と7月に行われた
プレテストの内容やモデル問題の内容がでてます。
導入予定の私立大学は?
大学入試センター試験に代わって2020年度から始まる大学入学共通テストについて、「利用したい」としている大学が全体の約7割にとどまることが、朝日新聞と河合塾の共同調査「ひらく 日本の大学」でわかった。共通テストの試行調査について「難しい」という答えや、英語の民間試験導入について「問題がある」とする回答が多く、慎重な姿勢が浮かんだ。
2018年10月4日 朝日新聞社
今年6~7月、755大を対象に実施した調査で、92%に当たる691大が回答したところ、
国立大94%、公立大83%、私立大63%が「利用したい」と答えた。
今年1月のセンター試験は 国公私立大の92%が利用しているらしいから、
かなり低い数字ですね。
その上、「利用したい」と答えた大学の中でも59%が試行調査を
「難しい」「やや難しい」と回答し、
48%が英語の民間試験の活用に「問題がある」としているらしい。
2017年の調査では「利用する方向」の大学が9割弱あったのに
実施内容が具体的になってくると、利用をためらう大学がふえてきているよう。
昨年は「利用する方向」と答え、今年は「利用しない」「利用しない可能性が高い」
に変わったのは旭川大や日本薬科大、宝塚大など5大。
「検討中」になったのはお茶の水女子大や明治大、立命館大など126大にのぼったとのことだ。
一方、共通テストを必須にする私立大学もあるよう。
早稲田大学の政治経済学部、国際教養学部、スポーツ科学部の
3学部のみだけど、学部独自の試験にあわせて共通テストを必須とするようだ。
他の私立大学も早く決まってくれるといいですね。
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