僕はイエスさまが嫌い
この映画は、22歳の若手監督、奥山大史監督が大学の卒業制作として手がけた初の長編作品です。
サンセバスチャン映画祭で最優秀新人監督賞を受賞した作品です。
あらすじは・・・
祖母と暮らすために東京から雪深い地方の小学校へ転校してきたユラが
転校先の同級生と礼拝を行うことになりますが
それに戸惑いながらも、なれてきた頃に
小さなイエス様が現れ、ユラの願いを必ず叶えてくれ
その不思議な力を信じるようになっていく・・・というお話です。
奥山大史監督
さて、監督の奥山大史監督は
1996年2月27日生まれの東京都出身
青山学院大学総合文化政策学部卒業。
在学中に映画美学校にも通い18期高等科修了。
お兄さんは奥山由之さん
写真家や映像作家として有名な方ですよね。
「くるり」のCD等のジャケット撮影やサカナクションのMV監督など
様々なジャンルで活躍されています。
この奥山由之さん、あの奥山和由が父と言われているようです。
確証はないものの、本当なら「なるほど~」って感じですよね。
さて、奥山大史監督、
撮影で2017年公開「過ぎて行け、延滞10代」
監督・脚本・編集で2018年公開「白鳥が笑う」
監督・撮影・脚本・編集で2019年公開予定「イエス様が嫌い」
が主な作品ですが
GUのコマーシャルとかも てがけてらっしゃるようです。
「イエス様が嫌い」が受賞したサンセバスチャン映画祭においては史上最年少受賞者となります。
受賞後、次のようなコメントを出している。
無名の僕に、こんな有名な賞を下さり本当に光栄です。頭に描いた構想を、最高の形で映画にしてくれたスタッフとキャストに感謝します。そして、最高の体験をさせてくれたサンセバスチャン映画祭スタッフのみなさんと、評価を下さった審査員の方々に感謝します。サンセバスチャン映画祭で上映してもらったあとの拍手と歓声を、一生忘れることはありません。街を歩いていると声をかけてくれて、熱心に感想を教えてくれた皆さんの映画への愛情を、一生忘れることはありません。「僕はイエス様が嫌い」は、若くして亡くなった友達に向けて作った映画です。その友達のお母さんに、この映画を初めて観てもらったとき言われたのは、「忘れないでもらえることが一番嬉しい」という言葉でした。これからも僕は、忘れてはいけないことや、忘れられない感情を映画に込めていきたいです。そして、必ずまたサンセバスチャンに戻ってきたいと思います。
出典:映画ナタリー
本当にすごいですね。
是枝監督を師と仰いでいるそうです。
これからもきっと見ごたえのある映画を撮ってくれることと思います。
佐藤結良くん
さて、「イエス様が嫌い」で主演の少年ユラを演じている佐藤結良くん
本名もユラくんのようです。
生年月日:2006年5月11日生まれの12歳
2010年9月から、花王の「アタックNeo」や
アリコジャパンのコマーシャルに出演し、活動を始めているようです。
映画は、
2017年11月公開「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」
同じく2017年「30分30秒のおくりもの」に出演し
「僕はイエス様が嫌い」で3作目です。
まだ、それほど出演作がないので、わからないことが多いです。
これから、ほんとに楽しみな男の子ですね♪
この映画、監督も俳優さんもこれからの方ばかり
早く映画館でみたいです!
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