サンダンス映画祭とは?
サンダンス映画祭とは、アメリカのユタ州で1978年から開かれている映画祭です。
俳優であり映画監督のロバート・レッドフォードが『ユタ・US映画祭』として開催
したのが始まりです。
「サンダンス」はレッドフォードが『明日に向って撃て!』で演じたのサンダンス・キッド
に由来し、レッドフォードがユタ州の住民だったためにユタ州で開催されているそうです。
サンダンス映画祭で対象とされているのは、「インディペンデント映画」=自主制作映画です。
日本では、商業映画でないもの、一方、欧米では、ハリウッドのメジャースタジオ6社の傘下
に属していないものや単に自己資金で制作された映画も対象です。
なので、ジョージ・ルーカスが制作費を自ら出資し、制作した『スター・ウォーズ』新3部作は
「世界で最も贅沢なインディーズ映画」と言われています。
『そうして私たちはプールに金魚を、』が受賞
その「サンダンス映画祭」で昨年長久允監督の『そうして私たちはプールに金魚を、』が
短編部門でグランプリを受賞しました。
本日 15:00よりあわぎんホールにて上映スタートです!
【そうして私たちはプールに金魚を、】
監督 長久允|ドラマ|2016 | 日本
ある夏の日中学校のプールに400匹の金魚が発見された。その犯人の4人の15歳たちの物語である。
事件前夜から翌朝までの48時間、彼女たちに何があったのか。 pic.twitter.com/4f7LbxbH5t— 徳島国際映画祭 2018 (@tisff2016) 2018年3月15日
短編部門への応募数9000本、そこから68本に絞られ、投票が行われて決定します。
日本人としては初のグランプリ。監督は、この映画は「有給休暇15日で取り上げた
映画」だと言っています。
新作『ウィーアーリトルゾンビーズ』
そして、今回、監督初の長編映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』がサンダンス映画祭に招待
されました。
少年少女バンドが劇中で大暴れ!? 映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』来年6月公開決定(写真 全4枚)https://t.co/wTUq2D2VAW
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) November 28, 2018
この映画のキャスト、結構すごいです。
描かれるのは“音楽を通じて成長する子どもたち”といった普遍的な物語。
その子どもたち、バンド「LITTLE ZOMBIES」のメンバーとして
○ボーカル、ヒカル役・・・二宮慶多 『そして父になる』
○ドラム、イシ役 ・・・ 水野哲士『嘘の戦争』
○ベース、竹村役 ・・・ 奥村門士
○キーボード、イクコ役 ・・・ 中島セナ『クソ野郎と美しき世界』
ベテランの俳優さんもたくさん出演しています。
工藤夕貴、池松壮亮、菊地凛子、佐々木蔵之介、村上淳、永瀬正敏
佐野史郎、初音映莉子、西田尚美 等
いつもの写真から変わりましたか?
「ウィーアーリトルゾンビーズ」用なんかな?#ウィーアーリトルゾンビーズ#佐々木蔵之介 #池谷のぶえ pic.twitter.com/S80bBUd9eB— ようこ (@chick_chick2y) November 29, 2018
初の長編映画にして、この配役、楽しみです。
長久允監督の学歴や職業
こんな映画をつくった長久允(ながひさまこと)監督とは、いったいどんな方なの
でしょうか。
生年月日 : 1984年8月2日生まれの34歳
出身地 : 東京都
大学卒業 : 青山学院大学、大学3年生からバンタン映画映像学部(ダブルスクール)
モンドを映画に誘ってくれた長久允監督は、このオフィシャルプロフィール写真をみてわかる通りかなりの面白人間です(笑)。https://t.co/Tt99nNZCuM#リトルゾンビーズ#LITTLEZOMBIES#ウィーアーリトルゾンビーズ pic.twitter.com/dcZe9OxEOx
— ボギー (@BoGGGeY) November 29, 2018
現在は、電通でCMプランナー/コピーライターとして活躍する傍ら、映画を制作されてます。
2013年にはカンヌ広告祭ヤングライオンズフィルム部門で日本人初のメダリスト受賞
2015年にはOCC最高新人賞
いつかは、映画に専念してくださることと思いますが、組織に身をおくことでみえてくる
景色もあるかと思います。
まだ、お若いので、激変している今の時代を実感されながら、今まで見たことないような
新しい映画を作ってくれるのを楽しみにしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
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